中国餃子づくりとカンパチ解体ショー＆鹿肉料理＆チコリ＆イコロラン＆行者ニンニク＆手作り燻製祭り！

第15回るるる♪キッチンガーデンくらぶは、一般公募をしませんでした。
農業体験を受け入れてくれる農家さんや料理の先生、常連メンバーさんにお声をかけて、会場となった地域食堂きずなの１階に何とか入りきる27人に達してしまったからです。

今回も盛りだくさんの企画でした！では早速・・・

餃子の皮づくりからスタート
まずは大連出身で日本在住14年になるキンナさんから「本場中国の水餃子＆皮づくり」をレクチャー頂きました。写真入りのレシピまで作って下さったんですよ～。この日は海老＆豚＆ニラと、豚と白菜の二種類の餡をご用意頂きました。

キンナさんの手にかかると「こんなに簡単なんだ！」と驚くほどの皮づくりですが、手のひらサイズの麺棒で皮を丸く広げ、餡を包むのにはかなりの経験が必要なようです。

でも勘のいい方は上手に作ってらっしゃいましたよね。

ちなみに、中国では水餃子の茹で汁を「そば湯」のように、そのまま飲む習慣があるそうです。醤油などの調味料は混ぜないんですって！所変われば様々な食文化があるのですね。

新鮮なカンパチに舌鼓
お次は前回に引き続いて「鮮魚鯔背」の小野社長による全長80cmほどの「カンパチの解体ショー＆カンパチの刺身とカルパッチョ」です。寿司屋のカウンター席よりももっとずっと近い距離での解体に歓声が上がります。

顔が漢字の八の字にみえることから「カンパチ」と呼ばれているそうです、初めて知りました。脂のノッたカンパチの美味しさには言葉を失くしましたよね。

講師の小野社長と主催者のみーやん

柔らかくて臭みのないエゾシカ料理
そしてみーやんが持参してくれたエゾシカ肉で「猟師焼き」と「すき焼き」「スペアリブ」！

これは昨年冬に穂別でのエゾシカ猟にみーやんが同行した際の雌の鹿の肉でした。

狩猟後にしっかり血抜き等をされ、鮮度を保って冷凍保存されていただけあってとても柔らかく、臭みもない美味しい味にみなさんも驚きを隠せません。

藤岡農園さんのチコリ
チコリはほろ苦さが人気ですが、元々はヨーロッパ原産で、糖尿病にも効果があり古くから薬草としても食されてきたそうです。小さな白菜といった外見ですが実はキク科なんですよ。

石狩市八幡町高岡の藤岡農園さんで栽培しているチコリを使って、生ハムを乗せたサラダ（フィンガーフードのようでオシャレ！）や炒め物、浅漬けを頂きました。

藤岡さんのお話を伺いながら、チコリは陽を当てないように栽培するなど、手と愛情をたっぷりかけた野菜だということがわかりました。http://p.tl/WzGi
動画もあります　http://www.youtube.com/watch?v=t3l52KeLYik

岩城さんの平飼い有精卵イコロラン
そして岩城さんの会社ノーザンノーサンで養鶏されている品種ボリスブラウンの卵「イコロラン」の登場です。

1坪に10羽ほどを平飼いしている元気な若い鶏たちが産む卵は「透き通るような黄色」です。「スーパーに買いに行っても売り切れの時が多い。一度食べたらやめられないんだけどどうやって買えばいいの？」と質問があるほど・・・。

今日はそのイコロランで作った茶碗蒸しを頂きました。
そうそう、卵の保管場所って冷蔵庫の扉側ではない方がいいってご存知ですか？すぐに食べ切るのでなければ、室温6～7度程度（野菜室など）で振動の少ない場所がいいそうです。

もりだくさんのメニュー
ほかにも行者ニンニクのツナ炒めもありました。風味絶品。知る人ぞ知る「つるちゃん」提供です。

そして白木さんが手作りの薫製を持ち寄って下さいました。鶏と豚とエゾシカの三種類、柔らかくて、桜チップの香りもして美味しかったですね。思い出してもうっとりします。
詳しくは　ブログ「百笑おじさんの暇つぶし」http://blog.niwablo.jp/100sho-ojisan/　を参照お願いします。

なお、デザートはイコロラン使用のシフォンケーキでした♩　http://vegemania.cart.fc2.com/

たくさんの手料理を食べて、お話を聞いて、情報交換をして、またまた包丁の研ぎ方を小野社長に教えてもらい、最後はカンパチのカマや切り身などの"るるるオークション"が開催されました。

この日会場として利用した「地域食堂きずな」は2007年に花川南4条4丁目66にオープンし、現在は火・水・木曜にランチを行なっているほか、レンタルスペースとしての利用も可能だそうです。
参加者のみなさん、そしてご協力頂いたみなさん本当にありがとうございました。
次回3月30日は「子どもの日」をテーマにデコ巻き寿司などとデザートづくりを予定しています。詳細は追ってご報告しますので、お楽しみに～！