皆で田植え体験 札幌・石狩・千歳等から参加
活動レポート | 2013.06.20
第9回るるる♪みんなで初めての田植えをしてきました!
第9回のるるる♪キッチンガーデンくらぶは、私たち日本人の大好きな"お米"を作るための田植え体験でした。
今回も参加者を広く募集したため、参加者のなかには、このために函館からいらした姉妹や、「子どもに田植えを体験させたくて、"田植え"でネット検索をしたらヒットしました」というご家族も!
みなさん「田植えは初めて!」という方々がほとんどでしたが、さぁて、どんな様子だったんでしょう。
裸足で田んぼに入ったよ
「私は晴れ女だから!」というみーやんの言葉どおり、心配された雨脚も弱まり、一同裸足になって、いざ、田んぼの中へ!水田の深さは大人のふくらはぎほどだから、子ども達にとっては膝下ぎりぎりです。お父さん、お母さんの手をギュっと握りしめて、恐る恐る足を沈めていました。
「きゃ~!!」
っと歓声(悲鳴?)を上げたのは満面の笑みの女の子。お兄ちゃんや弟、お父さんが「大丈夫だよ」とゆっくり進んでくれていました。
みんなで植えるお米の品種は「きらら397」。収穫予定の10月には「るるる♪」で稲刈りも体験できますよ!
今回、田んぼを提供して下さったのは石狩市の田中農園さん。石狩市役所から車で7キロ位。車なら10分ちょっと。その田中さんが「このくらいの稲ポットを掴んで、そのまま軽く植えていくんだよ」と直々に田植え指導をして下さり、さっそく苗を片手に田植え開始です。
みんな一列に並んで「がんばるぞ~!!」と気合いを入れました。でも一反ちょっとの広さの水田の半分ほども植える予定なので、大人たちはちょっと不安そうな眼差しですね。
まっすぐ植えられるかな?
「全身泥んこになっても洗えるから大丈夫!」と事前に案内があったので、みんな安心して田植えに集中していました。
みんなそれぞれの調子で稲を植えました
隣の列との間隔は33センチ、苗と苗の間は15センチ...、思ったように植えられているでしょうか?確認も怠りなく、ですね。
一列になって楽しくわいわいスタートした田植えも、中盤はそれぞれのテンポで黙々と進んでいます。みなさん、様になってますね!
足だけじゃなく、腕も顔も泥だらけになって集中している姿はかっこいいね!
おっと、片足で立って笑顔いいですね~楽しそう!でもまだ半分以上残っていますよ~。
親子で並んで黙々と作業するなんて、毎日の生活ではなかなかできない体験です。
疲れて泣き出しちゃったってダイジョウブ、お父さんに抱っこしてもらってちょっと避難!みんなで作業してると、こんなハプニングも周囲を笑顔にさせてくれます。
あ、風邪が長引いていた私は、素足ではなく長靴のまま水田へ。いやぁ、泥に足をとられて、あやうく転びそうでした。しかも、かかとが一番沈むので、内股になりながら腰を曲げて稲を植える...楽しいけれど想像より大変で引きつり笑いの一枚です。あはは。
田植えのワンポイントアドバイス
そうそう。植える時は、指の第二関節まで土に穴をあける感じで植え込んでいくのだそうですよ。でも実際にやってみると「植える」というよりは「置く」「軽く差し込む」だけで、水分を含んだ土が苗をしっかり吸着し包み込んでくれました。
スタートから1時間経過した頃には太陽が!さあもうちょっと!
もうすぐ終わりそうです!
疲れて腰をのばしながら空を見上げると、真鴨が鳴きながら飛んでいました。聞くところによると、時にはハヤブサも飛ぶんだとか。
みんなよりも二倍の早さで自分の列を植え終えたのは、三人兄弟で参加してくれた家族のお兄ちゃん!二番乗りだった妹と一緒に泥遊びに興じていましたが、最後にはお父さんも全身泥だらけに。そうだよね、こんなに泥んこになって遊べることってないもんね。
今年も、石狩のネットテレビ「えりすいしかりネットテレビ」さんが映像取材にいらしてくれました。田植えの光景はyoutubeで全世界に配信されますよ!
やった~植え終わった~!という歓喜のポーズ。楽しさが伝わってきますね。
汗だく&泥まみれになってみんなで植えた田んぼからは、総量およそ七俵分(精米&分別前)が収穫できるほどはないかと、田中さんが教えて下さいました。ちなみに、稲を育てている間は、毎分140リットルを24時間流しっぱなしだそうです。秋になって稲刈りをした後は、土をおこして冬をこすのだとか。秋の稲刈りの頃には金色の穂が風になびいているのかな。
田んぼにはどじょうのほかにも、大きくなったげんごろうもいましたよ。普段なかなか出会うことのない生き物たちに遭遇して、子どもも大人もテンションが上がりました。
休みなしで2時間ほどの田植え作業を終え「やったよ~!!」の記念撮影。
田植えのあとは、まず泥んこを洗い流さなくっちゃ。それにしてもお父さんの背中!真っ黒!これはもう着替えですね、お疲れさまでした。
働いたあとのジンギスカンは最高!!
いよいよ待ちに待ったお昼ご飯!ジンギスカンです。石狩の人気焼き鳥店「石鉄田むら」の大将/田村さんが、今年もジンギスカン番長として仕切って下さいました。順番待ちの間も「ん~いい匂い」と、お肉に夢中です。早く食べたいよね。
ちなみに、お店の場所は石狩市花川南1条3-213です。
今年もベル食品さんから、ジンギスカンのたれの提供がありました。それもなんと三種類!お馴染みのオレンジ色のラベル、塩分50%カットのシルバーのラベル、そして特製ダレのゴールド。それぞれ好きな味を選んでおいしく頂きました。
がんばった後のご飯はおいしいね。家族でどんな話をしながら食べていたのかな。
みんなで食べたお米は田中農園さんで作られたお米で、お肉もモリモリすすむね~。野菜も好き嫌いなく食べてくれて嬉しいなあ。そして石狩で採れたシャドークイーンという紫色のジャガイモと、みーやんの自家製味噌をつかったお味噌汁。使われたお水は、㈱丸三ホクシン建設の方が滝野から酌んできてくれたんですよ。
お腹が満たされたら『みーやんの漬け物講座』~!
なんと、ジンギスカンと一緒に食べたばかりの漬け物を、みーやんが実際に目の前で作ってくれるという講座もありました。
準備するものは、キャベツ・きゅうり・大葉・みょうが、そして梅昆布茶の粉と塩少々。キャベツをざく切りにして輪切りにしたキュウリと一緒にジップロックに入れ、梅昆布茶と塩をまぶして揉みます...、揉みます。揉むこと5分弱で全体がしんなり。そこへ刻んだ大葉とみょうがを入れれば浅漬けの完成です!
一晩寝かせると一層おいしくなるそうなので、みなさんもぜひチャレンジして下さいね。
そして本日の最年少(るるる♪開催史のなかでも最年少!)はなんと生後2ヶ月の女の子です。お母さんとアイコンタクトでお話していますね。お兄ちゃん達の奮闘もちゃんと見届けてくれたでしょうか。
箸を使ったゲームでお米をゲットせよ!
続いてはお米5kgがあたるゲーム。何やら、田植え以上に真剣な眼差し...。
お皿に乗った生のお米を箸で移動させるゲームですが、なかなか難しそうですよ~。
子どもたちの大きな期待と応援をうけて、箸歴の長い親御さんの方が真剣になっていたりして(?)。
トーナメント戦で勝ち残った3組が、見事お米をゲットしました。ちなみに、写真の女性の箸さばきはものすごく早い!子どもたちも衝撃を受けていたっけ。
るるる♪畑で収穫も体験!いろんな経験が成長になるんだね
ご飯の後は、るるる♪畑へ寄って二十日大根やとうもろこしの間引きをしました。いいお天気のなかで、「こないだ植えた種がこんなに育ったの?」という驚きと嬉しさに、次回の訪問がますます楽しみになりました。
続いてはリーフレタスの収穫。まずは子どもたちが並んで「せーの!」のはずだったんだけど、思ったより簡単に軽く抜けたよね。
実は私たち、この畑で朝に摘んだばかりの新鮮なレタスをジンギスカンと一緒にサラダで食べていたんですよ!無農薬栽培で、いい土の香りのするレタスでしたね。
大地の恵みに包まれてゆっくりのびのび過ごした一日、みんなの笑顔がとても輝いていて印象的でした。
前回の畑おこしにも参加されたお母さんからは「畑作業を体験してから、(子どもが)自分から進んで家の手伝いをしてくれるようになりました」というお話もあったんですよ、すごいなぁ。たった一日の体験が、そんなすごい成長に繋がったりするんですね。この日の田植えは、みんなの中でどんな経験として記憶されていくのでしょうね。そんなことも、このるるる♪の楽しみのひとつなんだなぁと実感しました。
さぁて、来月はいよいよ野菜の収穫体験と「デコ巻き寿司」!また、みんなの笑顔に会えたらいいな。
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- グローバルホームセンタージョイフルエーケー
- 丸三ホクシン建設
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- イネスホーム
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