「農」でまちおこしは可能か・・・
スタッフブログ | 2014.05.12
道内自治体職員向け政策情報紙「プラクティス」15号、発行できました。
全文こちらで閲覧できます。
http://www.do-shinko.or.jp/seisaku/upload/201405081399530704.pdf
特集は、農業とまちおこしの関わりに着目した「農から始まるまちおこし」です。
「千三つ」という例えがあるように、市場で成功する商品は千件に3件・・・。
一村一品、地産地消、地域ブランド、ご当地グルメに農商工連携、6次産業化に至るまで
いったいどれほどの成功事例があったでしょうか?
背景に潜む課題は解決できたでしょうか。
そんな悩ましいテーマを、悩みつつ特集しました。
●冷涼な白糠町で暑さに弱いベビーリーフ栽培。コロッケの集荷工場を誘致。
●名寄の5軒の農業者が「餅」生産で年商5億円&55人雇用を実現。
●小売価格が安すぎる「タマネギ」。栗山町独自の品種開発で採算性向上。
●越冬キャベツ、カボチャで全国1。次なる挑戦は「カボチャの種」。
●放水路中止計画のダメージにめげず、農業特区&直売所&ソバ店運営。
の5事例を取材させていただきました。地域農業とその周辺の課題がそのまま地域全体の課題になっているようなケースは多いと思います。そうした課題に対し、自治体や地元農業者などがいったい何ができるか。農業を活かした6次産業化、地域ブランドづくり、そして企業誘致などの取組を追いました。
千葉大学斎藤修教授、東京農大黒瀧教授のアドバイスも盛り込み、
でんすけスイカやバラ、そして今年は、地元の子どもたちが自分が食べる給食のお米を自給する「田んぼの学校」を始める当麻町、メロン生産とダイレクトマーケティングの実践で農業による地域活性化を実現している中富良野町の寺坂農園さん、ダッタンソバの商品化などに取り組む雄武町、6次産業化に挑戦中の橋口さんとディスカッションをさせていただきました。
また、4ページ記事では
●炭鉱遺産を活用する赤平市
●木質バイオマスなどに取り組む下川町
●地域自主組織にまちづくりを託す島根県雲南市 を取材。
他にも
ところ川自然学校、剣淵町の農家のお母さんグループ、減災対策の講演、北海道自然雑誌faura編集長のページなど、いろいろ盛りだくさんです。
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